研究課題/領域番号 |
16K15814
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 神奈川歯科大学 |
研究代表者 |
木本 克彦 神奈川歯科大学, 大学院歯学研究科, 教授 (70205011)
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研究分担者 |
丸尾 勝一郎 神奈川歯科大学, 大学院歯学研究科, 助教 (60593639)
齋田 牧子 神奈川歯科大学, 大学院歯学研究科, 助教 (70612943)
大野 晃教 神奈川歯科大学, 大学院歯学研究科, 講師 (00611633)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | インプラント周囲炎 / ナノレドックス / 抗酸化作用 / 活性酸素 / 炎症 / 抗酸化 / ナノレドックス粒子 / 抗酸化療法 / インジェクタブルゲル / 動物実験 |
研究成果の概要 |
本研究は、ラットインプラント周囲炎モデルを用いてナノレドックス粒子(RIG)の抗酸化作用について検討した。In Vivo の評価ではインプラント体周囲骨の評価を行い、RIG による骨量の維持が確認された。また、組織内における酸化の定量を行い、RIGの抗酸化作用を確認した。In Vitro の評価では、RIG による骨芽様細胞の接着・増殖能ならびに分化能の効用が示された。さらに、インプラント周囲炎モデルに対するRIGによる抗酸化作用のメカニズムについても評価検討を行った。本研究課題において、インプラント周囲炎モデルに対する RIG の抗酸化効果が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、インプラント周囲炎の発症率が増加している。本研究は、インプラント周囲炎に対し、ナノレドックス粒子(レドックスインジェクタブルゲル:RIG) による抗酸化という新たな視点による治療法を開発することを目的とした。本実験において、インプラント周囲炎モデルに対する RIG の抗酸化効果が確認された。本研究が新規治療法の基盤となれば、予防的治療法の一環として、社会的貢献度は極めて高いと言える。
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