研究課題/領域番号 |
16K15855
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
村田 尚道 岡山大学, 大学病院, 助教 (10407546)
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研究分担者 |
五福 明夫 岡山大学, ヘルスシステム統合科学研究科, 教授 (20170475)
江草 正彦 岡山大学, 大学病院, 教授 (90243485)
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研究協力者 |
永田 恵祐
古西 隆之
藤田 隼平
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 摂食嚥下障害 / 健康増進 / 喉頭挙上 / 嚥下訓練 / システム化 / 嚥下機能訓練 / 嚥下支援システム / メンデルソン手技 / 嚥下障害 |
研究成果の概要 |
【目的】本研究は,患者が独力で嚥下機能改善訓練を可能にするため,訓練法の一つである喉頭挙上支援手技を機械化し た喉頭挙上訓練支援システムを開発した。 【方法および対象】臨床的に行われている嚥下機能訓練を再現するために、必要な力(出力)および動作(動作範囲)について計測し、システムを設計した。 【結果および考察】喉頭挙上の支援に必要な要件を元にシ ステムの設計は、通常8~10[N]の力で挙上を支援し、過度な力が加わると支持部が下降するように安全機構を組み込んだ。支持部は最大40mm/secの 速度で上下移動可能であり、嚥下時喉頭挙上に追随して最大挙上時に支持できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で作成した嚥下支援システムは、実際に臨床的に行われている訓練の動作を模倣が可能であった。本システムを利用することで、嚥下機能の低下した高齢者などの訓練を自動的に行ことが可能であり、摂食嚥下障害を改善することで健康な生活を支援することに寄与できると考えられた。また、システムを改良することで、嚥下動作(喉頭挙上)の測定も可能と考えられ、訓練による改善度や機能低下の指標が判断できると考えられた。
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