研究課題/領域番号 |
16K15872
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 帝京大学 (2018-2019) 純真学園大学 (2017) 佐賀大学 (2016) |
研究代表者 |
坂本 貴子 帝京大学, 公私立大学の部局等, 講師 (90758426)
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研究分担者 |
熊谷 有記 佐賀大学, 医学部, 准教授 (10382433)
田渕 康子 佐賀大学, 医学部, 教授 (90382431)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 看護職の定着 / 看護師長 / 能力 / コンピテンシー / 上司からの承認 / 変革的リーダーシップ / Competency / 看護師定着 |
研究成果の概要 |
看護職の継続意思に求められる看護師長の能力は、①変革型リーダーシップの実践,②看護職側に立った支援,③質の高い看護実践への支援,④家庭の状況を理解しニーズに応じた支援,⑤成長できるシステムの整備,⑥看護管理に参画できる環境の整備などが文献より明らかになった。また、実際に看護職の職場定着につながった看護師長の行動は【思いを知るために話を聞き一緒に考える】【承認して支援する】【看護の楽しさを伝えやりがいを持たせる】【情報を共有し周囲と協力する】【働きやすいように業務を調整する】であり、それらに影響した要因では【人材育成への要素】【上司からの影響】【自己の経験】があった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護職が、現在の職場で継続意思を持って働くには、上司が、看護職の思いを知るために話を聞き一緒に考えること、現在の仕事ぶりを承認して支援すること、ともに協働し看護の楽しさを伝えやりがいを持たせること、看護職が働き続けるために必要な支援を他者と情報を共有し周囲と協力すること、看護職が働きやすいように業務を調整することが重要である。また、このような看護師等の能力には、看護師長が学んだ人材育成への要素や、看護師長が受けた上司からの影響、看護師長自身の自己の経験が影響していることが明らかになった。
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