研究課題/領域番号 |
16K15873
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 山形県立保健医療大学 |
研究代表者 |
沼澤 さとみ 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (80299792)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | アセスメント / 看護技術 / 看護技術教育 / シミュレーション / 看護実践能力 / 看護教育 |
研究成果の概要 |
看護学生の看護実践能力の向上のために、「アセスメント-看護技術統合型シミュレーション」を導入した教育方法を開発した。このシミュレーションを行った学生は、患者の主観的情報や症状等からアセスメントし、症状を軽減したり身体的自立を促すケアを提供していた。一方で、学生は病態を適切にアセスメントできず、看護技術の習熟度が低いためにケアを提供できなかった。学生は「アセスメント-看護技術統合型シミュレーション」を繰り返すことで、看護技術の習得と批判的思考力を向上させることが期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した「アセスメント-看護技術統合型シミュレーション」は、臨地で行われる実習状況を想起・再現してケアやアセスメントに関する複数の課題を遂行する学習として、看護技術の初期学習段階で授業に導入することが有効であると考える。また、従来の基本技能の習得に重点を置く看護技術教育と比較して、「アセスメント-看護技術統合型シミュレーション」でアセスメントと看護技術を統合する訓練を繰り返すことによって、学生自身が実践を振り返り自己評価でき、判断力、思考力、観察力といった看護実践能力の向上に寄与する。
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