研究課題/領域番号 |
16K15890
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 横浜創英大学 |
研究代表者 |
鈴木 恵 横浜創英大学, 看護学部, 准教授 (60569234)
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研究協力者 |
山下 麻実
永田 智子
本江 朝美
本多 和子
岩淵 正博
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 留学 / キャリア形成 / 看護師 / インターンシップ / 看護 / 看護学生 / 海外インターンシップ / グローバル人材 |
研究成果の概要 |
本研究は、海外インターンシッププログラム開発の検討を目的とし、「看護学生1000名を対象にした留学に関する実態調査」と「留学を経験した看護師8名を対象にしたインタビュー調査」を通じ、看護留学の現状を把握するとともに、留学に至るプロセスと成果を体系的に整理した。その結果、グローバル看護師育成のための海外インターンシッププログラムは、海外看護体験と同時に実践的および学問的医療英語を身に着けられること、スペシャリストとして特定の専門的な看護分野を追求し学ぶ機会があること、キャリア形成の観点では学位(資格)取得の機会があること、を含む重要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療技術の進歩に伴い急速なグローバル化社会を迎え、それを支えるグローバル看護師の育成は喫緊の課題である。近年、看護大学や病院における留学事例紹介は散見されるが、インターンシップに着目し看護留学を系統的に調査した研究は少ない。今回、看護学生の留学実態調査と留学体験者へのインタビュー調査から、留学プロセスと成果を明らかにし、海外インターンシッププログラム構築の示唆を得る事を目的とした。これらは看護分野のグローバル人材育成の促進と質的充足に少なからず寄与すると考える。また、看護師育成に関わる研究者や実務者に結果を公表する事で、留学に関する研究の推進や留学制度の発展につながると予測される。
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