研究課題/領域番号 |
16K15895
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
佐々木 新介 岡山県立大学, 保健福祉学部, 准教授 (30611313)
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研究分担者 |
荻野 哲也 岡山県立大学, 保健福祉学部, 教授 (90252949)
市村 美香 吉備国際大学, 保健医療福祉学部, 講師 (80712281)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 静脈穿刺 / 血管拡張 / 看護学 / 超音波 / 穿刺困難者 / 可視化 / 穿刺困難 / 看護援助 / 看護技術 / 基礎看護技術 |
研究成果の概要 |
目的は静脈穿刺困難時の看護援助について検証し,看護実践への示唆を得ることであった.我々の実態調査では,静脈穿刺困難時に臨床で実施される頻度の高い援助は,タッピングやマッサージ,温罨法であった.援助効果としては温罨法が最も高く,タッピングとマッサージの比較では,タッピングの有用性が示唆された. また,静脈穿刺困難者では静脈の視認が不良であるため,静脈の視認を向上させる方法として,静脈可視化装置やサーモグラフィなどの活用についても検討した.以上の結果より,末梢静脈の穿刺困難者に対する看護援助について検証することが可能であった.今後は手技を併用した場合の効果についても検討していく予定である.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
静脈穿刺時の援助は,採血や注射場面のみならず,透析患者やがん化学療法患者,手術予定の患者など血管穿刺が困難と想定される様々な場面での応用が可能であり,頻回な穿刺が必要とされる患者への援助方法として有用である.
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