研究課題/領域番号 |
16K15904
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
|
研究機関 | 神戸市看護大学 |
研究代表者 |
高山 良子 神戸市看護大学, 看護学部, 講師 (30582704)
|
研究分担者 |
藤田 佐和 高知県立大学, 看護学部, 教授 (80199322)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | がんサバイバー / がん患者の家族 / パートナーシップ / がん看護 / 家族 / がん患者家族 / がん患者と家族 / がん看護学 |
研究成果の概要 |
本研究は、がんサバイバーと家族のパートナーシップを明らかにし、がん患者と家族がパートナーシップを高め合うことができる教育プログラムを検討することを目的とした。がんサバイバーと家族のパートナーシップは、2つの局面と7つのカテゴリーから成り立っていた。相互理解を深め対等な関係を再形成する局面では、【個人にしかわからない辛さをわかり合う】【気遣いすぎない】、がんと生きていくために協働する局面では、【迷っている時は背中を押す】【“大丈夫”という安心感で支え合う】【お互いに歩み寄りながら決める】【力を合わせて治療を乗り越える】【がんと付き合う力を醸成する】のカテゴリーが明らかとなった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果に基づき、がんサバイバーと家族のパートナーシップを高める教育プログラムを開発するための示唆を得ることができた。がん患者と家族ががんと共に生きる中で、どのようにパートナーシップを再形成していたのかその構造とプロセスを明らかにした研究成果はなく、がんサバイバーと家族の新たな家族像を示すことができた。また、研究方法として、ジョイントインタビューを行い、新たな分析方法を開発したことは看護学研究において新たな知見を得ることができた。
|