研究課題/領域番号 |
16K15905
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
大川 宣容 高知県立大学, 看護学部, 教授 (10244774)
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研究分担者 |
井上 正隆 高知県立大学, 看護学部, 講師 (60405537)
田中 雅美 (佃 雅美) 高知県立大学, 看護学部, 助教 (50784899)
森本 紗磨美 高知県立大学, 看護学部, 助教 (10457939)
西塔 依久美 東京医科大学, 医学部, 助教 (30761085)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 救急外来 / 悲嘆ケア / 家族 / ケアガイド / クリティカルケア / 家族ケア / クリティカルケア看護 / 家族の悲嘆ケア / 予期せぬ死 / 家族の体験 / ケアガイドライン |
研究成果の概要 |
家族の体験を基盤としたクリティカルケアにおける悲嘆ケアガイドラインを開発することを目的に研究を実施した。 全国の救命救急センターを標榜する病院の救急外来で勤務する看護師の悲嘆ケアの状況やケアの実態を調査票を用いて明らかにした。看護師は、「家族が十分に悲しみを表現できているか」を手がかりとして、悲嘆ケアを実践している可能性があることがわかった。さらに、救急・集中治療領域で悲嘆ケアを受けた家族の体験を記述した。これらの結果と先行研究から、現状の課題や看護師が悲嘆ケアを実践するために必要な内容を検討し、「救急外来における家族の悲嘆ケアガイド(案)」を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全国の救急外来で勤務する看護師を対象に悲嘆ケアの実践について調査を行い、救急外来で看護師が行う家族への悲嘆ケアの特徴や経験年数による特徴を整理することができた。またその結果をもとにして、救急外来で看護師が家族に対して悲嘆ケアを実践するための「救急外来における家族の悲嘆ケアガイド(案)」を作成した。COVID-19 の影響でケアガイド(案)を洗練化して、開発するところまで到達することはできなかったが、継続して取り組むことで、救急外来での活用可能性をさらに検討し、実践で活用できるように洗練化する準備を整えることはできたと考えている。
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