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グローバル社会における外国人の健康増進:コミュニティの強みを生かす生活習慣病予防

研究課題

研究課題/領域番号 16K15907
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 臨床看護学
研究機関聖路加国際大学

研究代表者

長松 康子  聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (80286707)

研究分担者 本城 由美 (佐居由美)  聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (10297070)
五十嵐 ゆかり  聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (30363849)
平野 裕子 (小原裕子)  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (50294989)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードグローバル / ヘルスプロモーション / 移民 / 健康問題 / 生活習慣病 / ハンドブック / グローバル社会 / NCDs / 在日外国人 / 女性 / 異文化看護 / 慢性病看護学 / people centered care / がん
研究成果の概要

1990年代に移住した多数の外国人労働者で、日本に定住した中高年女性を対象に調査を行ったところ、生活習慣病等の健康リスクを抱えており、ヘルスプロモーションのニーズを有していた。そこで地域の在日外国人女性グループと協働して、グループの特性である相互扶助、問題解決思考、運動嗜好を尊重したヘルスプロモーションプログラムを開発した。その結果、介入群では比較群に比べて健康自己評価得点が上がり、うつ得点が減少した。参加者自身が選んだ健康問題について実施した教育内容を基に、在日外国人と協働で英語、韓国語、タガログ語版の「日本に住む在日外国人女性のためのヘルスプロモーションハンドブック」を開発した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

我が国では1990年頃から外国人住民が増え続け、その数は231万人に上ります。その中には定住する人も多く、これから日本で年を重ねて健康問題を生じる外国人が増えると予想されます。日本に住む40歳以上の外国人女性に調査をしたところ、多くの人が生活習慣病などの健康問題を抱えていたにもかかわらず、言葉や医療制度の違いから健康増進活動が出来ずにいました。そこで外国人女性と協働して、運動と健康教育から成る健康増進プログラムを行ったところ、参加群は非参加群よりも、健康自己評価が向上し、鬱得点が下がりました。プログラムの内容をもとに英語・中国語・韓国語・フィリピン語の健康増進ハンドブックも開発しました。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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