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クリティカルケア領域における死別体験をした遺族支援プログラム開発の挑戦

研究課題

研究課題/領域番号 16K15908
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 臨床看護学
研究機関秀明大学

研究代表者

西開地 由美  秀明大学, 学校教師学部, その他 (50712725)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワードクリティカルケア / 死別 / 遺族支援
研究成果の概要

本研究の目的は、クリティカルケア領域で死別体験をした遺族の精神的健康状態と影響する要因を明らかにし、遺族支援プログラムを開発することである。クリティカルケア領域で死別体験をした遺族5名、遺族を支援する専門職者7名を対象に、半構造化面接調査を実施した。遺族は、不安と不眠あるいはうつ傾向により心療内科への通院歴、または催眠薬や抗うつ薬の服用歴があった。さらに、遺族は家族や親族以外の者に支援を求めている実態があり、社会的支援の不足等が精神健康状態に影響を与える要因であることが示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

在宅や緩和ケアの遺族に関して、教育的介入を含んだ遺族支援プログラムは、近年盛んに実施されているが、クリティカルケア領域の遺族を対象としたものではない。クリティカルケア領域で死別体験をした遺族の精神的健康状態は、身体的・精神的・社会的要因が影響しており、遺族ケア構築に向けて、高齢者世帯と核家族化の増加、近隣住民同士の交流減少等、社会構造の変化に対応した取り組みが必要である。
本研究により、クリティカルケア領域で死別体験をした遺族支援プログラムを開発することは、遺族の生活の質を高めることができ、さらに、遺族を支援する専門職者としての知識・技術を身につけ、質の向上に資することができると考える。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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