研究課題/領域番号 |
16K15913
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 日本福祉大学 |
研究代表者 |
大野 晶子 日本福祉大学, 看護学部, 准教授 (30285233)
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研究分担者 |
安藤 詳子 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (60212669)
白尾 久美子 日本福祉大学, 看護学部, 教授 (80269703)
杉田 豊子 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (10454373)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 外来化学療法 / 末梢神経障害 / がん看護学 |
研究成果の概要 |
本研究は、外来で化学療法を行い、末梢神経障害が出現している患者の症状体験を明らかにすることを目的とする。外来化学療法を行い末梢神経障害が出現している患者8名に半構成的面接法を行った。分析の結果、【種々様々なしびれの出現】【冷感接触による衝撃的なしびれ】【しびれの誘因の回避や防護する生活】【いつの間にか軽減した冷感接触によるしびれ】【なかなか消えないしびれ】【指先のしびれによる微細な動作の不便さ】【対症療法は効かないという自覚】【しびれを感じながらも普段通りの生活を継続】の8カテゴリーを得た。慢性のしびれの持続によって微細な作業に不便と不快感があり、セルフケアを支援していく必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
末梢神経障害は、排泄、衣服の着脱、清潔行為などの生活動作に支障をきたすばかりではなく、転倒などの二次障害の原因となる。「在宅での生活」に焦点を当て、末梢神経障害をもつ患者の症状体験や生活への影響をより実際的・実用的な視点で系統的に整理する必要がある。
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