研究課題/領域番号 |
16K15915
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 甲南女子大学 |
研究代表者 |
友田 尋子 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 教授 (30237135)
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研究分担者 |
山田 典子 日本赤十字秋田看護大学, 看護学部看護学科, 教授 (10320863)
三木 明子 関西医科大学, 看護学部, 教授 (30315569)
問本 弘美 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 助教 (90758377)
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研究協力者 |
主田 英之
橋倉 尚美
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 暴力・虐待 / 司法看護 / 看護介入 / プログラム / 被害者支援 / 看護教育 / 暴力・虐待被害者 / 暴力 / 虐待 / Forensic Nursing / 被害者看護 / プログラム開発 |
研究成果の概要 |
本研究は暴力・虐待被害者が必要としている支援と看護を被害者の目線でとらえなおし、現任の看護職者の基礎力を基盤に、被害者へ具体的な介入のために、司法看護介入スキルプログラムを開発するためのプロセス研究である。現任教育、看護学部および大学院教育でのプログラムや研究を収集し司法看護教育について検討した。暴力・虐待被害者の支援にかかわる人々に対してケアニーズ調査を実施した。それらを踏まえてプログラム案を検討した。120人ほどの参加者を2か所で暴力・虐待被害者看護講座を実施した。プログラム開発で最も困難な課題が、マニュアルでは伝わらないわざ言語のかかわり方であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
暴力・虐待被害者は心身を脅かされる健康問題であり、そのため司法看護学からケースを解き明かし人権に基づくアプローチをケアとして、知識と技術習得は意義がある。判断基準は医療の目で見る患者の最善の利益を守る基準でなく、医療を受ける側に身を置くことである。被害者支援が実現できるこそがすべての患者への満足度の高い看護が提供できる。プログラムを受けた看護職によって対象者の尊厳を守るガイドラインの礎となる。
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