研究課題/領域番号 |
16K15935
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
青柳 優子 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (40289872)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 不妊治療後妊産婦 / 助産師 / 助産ケア / 倫理的感受性 / 倫理的実践 / 生殖看護 / 尺度開発 |
研究成果の概要 |
不妊治療後の妊産婦への個別ニーズに応じた助産ケア評価尺度の開発を目的とした。不妊症看護認定看護師有資格助産師へのインタビュー結果および先行文献を検討し、助産師の倫理的実践質問紙を作成した。本尺度を用いて助産師の実践と関連要因を探索する質問紙調査を行った。最も関連が強い要因は助産師の倫理的感受性であることが示唆された。日々の実践における具体的な助産ケア指標の作成と倫理的側面を重視した助産師への教育が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の尺度開発は、不妊治療後の妊産婦に対してどのような助産ケア内容や方法が倫理的なのかに注目して行った。つまり、妊娠から産後に亘るニーズに応じたケアを明らかにしており、助産師が倫理的ケアを理解するために有効といえる。 また、助産師への調査の結果から示唆された倫理的感受性などの関連要因を考慮することで、不妊治療後の妊産婦への倫理的実践を課題とする助産師を対象とした教育プログラムの検討や実施に役立てることができる。
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