研究課題/領域番号 |
16K15946
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
|
研究機関 | 関西国際大学 (2018) 京都橘大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
中島 登美子 関西国際大学, 保健医療学部, 教授 (60248854)
|
研究協力者 |
常田 裕子
清水 嘉子
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 環境音 / NICU / 可視化 / 早産児の発達 / 最大音圧 / 環境音調節 / 発達 / 音環境 / 音環境基準 / 早期産児 / 音の可視化 / 療養環境 |
研究成果の概要 |
早期産児の発達への影響を最小限にするため、新生児集中治療室(NICU)において環境音に配慮することが勧められている。本研究は、NICUにおける環境音可視化による環境音調整について明らかにすることを目的とした。方法は、最大音圧と音質を測定した結果を報告後、施設にて環境音調整を行い、約2か月後に第2回の測定を行った。その結果、第2回の最大音圧は第1回測定値より低減していたこと、昼間の最大音圧は夜間より強い音圧であったことから、環境音測定結果報告による可視化は環境音対策につながること、加えて最大音圧については低減する方法をさらに検討する必要があるといえる。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
NICUの環境音を推奨基準に維持することは容易ではないが、環境音を可視化し認識に働きかけて環境音を低減する試みはある程度の成果が期待できるといえる。しかし、各種機器の最大音圧は警報音としての役割を持っているため音圧の低減はあまり見込めない。そのため、警報を電波に変更する等の対策を今後検討する必要がある。
|