研究課題/領域番号 |
16K15954
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
長江 弘子 東京女子医科大学, 看護学部, 教授 (10265770)
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研究分担者 |
片山 陽子 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (30403778)
酒井 昌子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (60236982)
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研究協力者 |
吉江 悟
岩本 大希
藤野 泰平
蒔田 麻友子
池田 真理
坂井 志麻
原沢 のぞみ
渡邊 賢治
小池 愛弓
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | オマハシステム / 訪問看護記録 / アウトカム / サービスプロセス / ITソフトウエア / 多職種連携 / 日本語版オマハシステム / 訪問看護のアウトカム / オマハシステムソフトウェア / 訪問看護 / 記録システム / アウトカムデータベース / 訪問看護実践の可視化 / 日本版開発 / 質評価システム / データベース化 |
研究成果の概要 |
本研究は、訪問看護のサービスプロセスを可視化する記録システムとして日本語版オマハシステム・ユーザーズガイドブック2017.と記録のIT化に向けて入力ソフトウエアを開発した。在宅ケアにかかわる方々へ広く普及するため専門雑誌「訪問看護と介護」に22回の連載、オマハシステム体験セミナーを開催し実践家に周知を図った。その結果、4か所の事業所が記録システムとして活用し研究協力者として実際のデータ収集を開始している。いまだ十分なサンプル数が確保できないが仮の分析では有効な結果があり、今後の実用化への期待が見込まれる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、わが国初の日本語版オマハシステムをユーザーズガイドブックとして出版したこと、ならびに記録システムとしてソフトウエアを開発してたことである。訪問看護や介護現場にいる実践家の思考プロセスをオマハシステムというツールを使用することで図や表に示すことは、現場で利用者の問題を共有することに役立つため共通言語になりうる。地域包括ケアシステムの構築では情報のデータ化が課題となっており訪問看護事業所の生産性を高めると同時に実践の可視化は専門職の実践能力を高める教育ツールとしても期待できる。
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