研究課題/領域番号 |
16K15976
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
赤澤 千春 大阪医科大学, 看護学部, 教授 (70324689)
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研究分担者 |
荒川 千登世 滋賀県立大学, 人間看護学部, 准教授 (10212614)
福田 里砂 京都看護大学, 看護学部, 講師 (40534938)
森本 喜代美 聖泉大学, 看護学部, 講師 (90616046)
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研究協力者 |
寺口 佐與子
塗 隆志
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | リンパ浮腫 / 弾性着衣 / 下肢リンパ浮腫 / ストッキング着圧 / 皮膚硬度 / 体組成 / 握力 / 皮膚硬度計 / ストッキング圧 / リハビリテーション / 硬度計 |
研究成果の概要 |
高齢の婦人科がんで鼠径部リンパ節切除後の続発性下肢リンパ浮腫の患者に対して弾性着衣の効果圧を検討した。対象者はステージⅡ以上でリンパ浮腫と診断された女性16名。65歳以上と未満では握力に5kgの差があった。結論は弾性着衣の表記圧30mmHg以上の着用が効果的であるが,着用が困難な場合でも着用圧25以上を使用する方が効果的であった。65歳以上のリンパ浮腫患者は握力が19kg前後なので,表記圧30mmHg未満を第1選択とする方が良いことがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者は握力が弱く平均で約19kgで表記圧30mmHgの弾性着衣を装着することが困難であることが推測される。しかし、表記圧が30mmHg未満であっても装着圧が25mmHg以上であれば改善もしくは維持が期待できることが示唆されたことから、高齢者には30mmHg未満の弾性着衣を第1選択として開始することが望ましいと考える。
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