研究課題/領域番号 |
16K15991
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
井手 知恵子 大分大学, 医学部, 教授 (00232421)
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研究分担者 |
後藤 奈穂 大分大学, 医学部, 助教 (30582811)
志賀 たずよ 大分大学, 医学部, 准教授 (90305847)
椛島 千穂 大分大学, 医学部, 助手 (90760257)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 行政保健師 / 業務の引継ぎ / 現任教育 / 保健師活動 / OJT / OJT / 看護学 / 公衆衛生看護学 |
研究成果の概要 |
行政機関に働く保健師が人事異動や担当する役割の変更にあたって業務を引継いでいる実態について、様々な保健師から聞き取り、引継いでいる内容と関連する要因を検討した。 その結果、部門・課の内外の異動や担当する役割の変更といった異動の種類、直接引継ぐ機会やその後に確認できる機会の有無等の条件によって、引継ぎの方法・ツールと内容の組合せがあることが明らかになった。また、より効果的で効率的な引継ぎのあり方は、保健師自身の業務に対する評価となり、引継ぎの経験は現任教育の機会として活用することができると示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
保健師が何を引き継ぐのか、その内容から公衆衛生看護活動の必要最小限の情報を吟味でき、同時に、保健師がどのように引き継ぐのか、その引継ぎの技法から現任教育の発展と手法開発が期待できる。 本研究では、その実態をとらえる枠組みを整理し、同時に保健師活動の可視化と人材育成の取組に効果的・効率的な引継ぎがどのように貢献できるかを検討した。必然的に経験する異動や役割分担の交代の機会に、業務の一環として、必要最小限の要件を備え保健師活動の可視化することができるように、今後さらに保健師の現任教育方法としての開発に寄与できると考える。
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