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発達障害を疑われた外国人未就学児と親のための療育支援モデルの検討

研究課題

研究課題/領域番号 16K16001
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 地域看護学
研究機関愛知医科大学

研究代表者

駒田 いずみ (淺野いずみ)  愛知医科大学, 看護学部, 講師 (80643494)

研究分担者 柳澤 理子  愛知県立大学, 看護学部, 教授 (30310618)
坂本 真理子  愛知医科大学, 看護学部, 教授 (70285237)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード発達障害児 / 在留外国人 / 未就学児 / 保健師 / ピア / 療育支援 / トランジション / 外国人 / ブラジル人 / 発達障害 / 在日外国人未就学児 / 療育支援モデル / 地域看護学
研究成果の概要

発達障害の未就学児をもつ外国人の母親が支援を継続して受けるには、子どもの特性を不安と捉え、母親にある程度の日本語能力があることが条件として考えられた。未就学のブラジル人の発達障害児を育てる母親が求める支援は、日本の保健医療福祉制度や教育体制の情報、診断前の子どもの状態について理解を示す姿勢、母国語で子どもについて話ができる存在であった。
このことから、発達障害児を育てるブラジル人の母親を対象に、日本の母子保健・福祉サービス、障害児教育、同じ障害の児をもつ母親と交流ができる内容で、母親を対象とした支援モデルを作成し試行した。母親からはモデルの継続実施の希望があり好評であった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、未就学の発達障害児を育てるブラジル人の母親が継続して支援を受けられる要因を明らかにすることができた。
今後も日本にて育児をする外国人は増加することが想定され、人口増加と共に発達に何らかの心配がある児や発達障害児の増加も見込まれる。本研究でブラジル人に有効な支援モデルを開発したことで、ブラジル人の多い市町村において同様の内容でプログラムを実施することができる。また、今回の研究は、未就学の発達障害児を育てるブラジル人の母親の語りから、望む支援について気持ちやその変化を分析し、継続して支援を受けるための要因を明らかにしたことは意義がある。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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