研究課題/領域番号 |
16K16009
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報学基礎理論
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
井 智弘 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 准教授 (20773360)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 文字列処理 / 可逆圧縮 / 圧縮変換 / 圧縮文字列処理 / データ圧縮 / 文字列圧縮 / アルゴリズム理論 / 列挙 |
研究成果の概要 |
巨大文字列データを解析・利用するために,文字列を圧縮したまま様々な処理を効率的に行う「圧縮文字列処理」の研究を行った.主な成果として以下の五つをあげる.(1) 理論的に最良な領域で文法圧縮を行う手法の提案.(2) 圧縮したまま最長共通接頭辞クエリに応えるためのデータ構造の提案.(3) 連長圧縮された Burrows-Wheeler 変換(RLBWT)を圧縮領域で高速に構築する手法の提案.(4) RLBWT から Lempel-Ziv 77 の変換をオンラインで行う手法の提案.(5) 高い圧縮率を達成することで知られる文法圧縮 RePair を圧縮領域で計算する手法の提案.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
巨大データを解析・利用するために圧縮は欠かせない技術であり,様々な圧縮手法が提案されている.しかし,一般に圧縮手法には利点と欠点があるため,必要なデータ処理に応じて圧縮形式を変換する技術の発展が望まれる.本研究では,圧縮されたデータの利用価値を上げるために,圧縮形式間の効率的な変換技法を提案した.
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