研究課題/領域番号 |
16K16021
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
統計科学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
下川 朝有 東京理科大学, 理学部第二部数学科, 講師 (80756297)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 分割表 / 有限混合モデル / 生存時間解析 / 木構造モデル / 生存木 / 層別解析 / 二群比較 / オッズ比 / タイプIエラー / デルタ法 / 医療統計学 / 数理統計 / 機械学習 |
研究成果の概要 |
本研究では,層別サンプリングではなく,母集団から通常のランダムサンプリングを行うことで得られる2×2の分割表に対し,どのようにして適切な検定法を構築するか,という問題を扱った.主要な成果としては,有限混合モデルを用いることで,層別化された2×2の分割表に対する新たな検定法の提案を行った.またそこで得られた結果を応用することで,生存時間解析,時系列データの解析への拡張,そして木構造モデル構築のための新たな手法の提案も行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で提案した手法は,ランダムサンプリングを前提として2×2の分割表を用いる解析法の提案であり,実際にそのようにデータが集められることは,生物統計を始めとする様々な分野で多く存在するため,有意義であると考えられる.サンプリング状況により,本研究で提案した手法の方が従来法よりも,より少ない標本で,より正しい結果を返す場合が多くあり,提案法を用いることで,例えば新薬等の開発において,より少ないコストでスピーディーな開発につながることが期待される.
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