研究課題/領域番号 |
16K16037
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 和歌山大学 (2018) 奈良先端科学技術大学院大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
伊原 彰紀 和歌山大学, システム工学部, 講師 (40638392)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | オープンソースソフトウェア / ソフトウェア進化 / ソフトウェアリポジトリマイニング / メトリクス / ソフトウェア品質 / ソフトウェア信頼性 / リポジトリマイニング / ソフトウェアエコシステム / リリースエンジニアリング / 信頼性 |
研究成果の概要 |
本研究では,オープンソースソフトウェア (OSS) の利活用促進に向けて,OSSとコミュニティの共進化に基づくOSSの信頼性を理解するためのOSS信頼性成長モデルの開発,及び,共進化の動向変化によるソフトウェア信頼性の変化を捉えるOSS信頼性成長シミュレーションを行う.商用ソフトウェア開発企業がOSSの利活用を敬遠する理由は,ソフトウェアの信頼性(品質,性能,等),及び,OSSコミュニティの将来性が不透明であることが挙げられる.本研究では,OSSの信頼性成長過程を理解することで世界中で開発されているOSS市場から信頼性の高いOSSの選択を支援する.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題は,従来研究のようにある任意の時点におけるソフトウェアの信頼性を評価する手法とは異なり,OSSの将来的な信頼性,保守サポートの予測に挑戦している.将来のソフトウェア開発状況を予測することは難しく,本研究では予測時点で計測可能な情報を用いて将来のソフトウェア品質を予測可能か否かを評価した.本手法は,技術が加速的に進化するソフトウェア開発とその品質をリアルタイムに評価する技術として学術的意義と社会的意義を持つ.
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