研究課題/領域番号 |
16K16040
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
対馬 かなえ 国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 特任助教 (80754663)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 型エラー / デバッグ / 関数型言語 / 型エラースライス / デバッギング / スライシング / デバック / プログラミング言語 / プログラミング補助 / 構文解析 |
研究成果の概要 |
リアルタイムに型エラーを修正 (デバッグ) するための手法について研究を行った。まず一つ目はプログラム記述中の構文解析である。これには実装のコストを削減するために、既存の構文解析器を使用する手法を提案した。二つ目は型エラーの修正手法の改良である。主な成果は (1) エラーのある範囲を絞り込む型エラースライサの実用的な改良手法 (2) エラー範囲が絞り込まれた型エラースライスを複数個使用してより良い情報を見つける手法 (3) いくつかの型エラーデバッグ手法を統合的に扱うフレームワーク (4) 既存の型推論器を使用してエラーメッセージのように二つの矛盾する型を示す手法、などである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プログラムは現代社会を支える基盤の一つとなっており、プログラムの安全性の確保や、作成するためのコストの削減は重要である。本研究では、型によってある種の安全性が保証されるプログラムを、プログラマがこれまでより容易に記述できる方法について研究した。それにより、安全性の高いプログラムが増えると同時に、プログラマへの負担を軽減することが期待される。
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