研究課題/領域番号 |
16K16042
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 神奈川工科大学 (2018-2019) 電気通信大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
川喜田 佑介 神奈川工科大学, 情報学部, 准教授 (30468540)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ユビキタスコンピューティング |
研究成果の概要 |
ブラインドスペクトラムセンシングと無線規格判別を行うことで、不特定多数の無線信号を含む広帯域を対象とした探索的なデータ解析をクラウドプラットフォーム上で実行できる情報基盤の実現を目指した。センシングプロセス全体の圧縮性能を評価することで良好な圧縮性能を持つ手法の組み合わせを得た。たま、無線規格判別についての特徴量の正規化手法、オンライン学習アルゴリズムの識別性能、無線信号源を判別、階層的クラスタリングの結果を評価する手法、ノイズ耐性のある離散フーリエ変換を用いた距離関数についての知見が得られた。さらに、ユーザインタフェース分離と動的構成変更が可能であることを実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
携帯電話などの無線局の急速な増加や無線通信の高速化に伴い、周波数の需要が増大しており、周波数を効率的に利用する技術、周波数の共同利用を促進する技術又は高い周波数への移行を促進する技術が求められている。本研究により、ブラインドスペクトラムセンシングと無線規格判別を行うことで、不特定多数の無線信号を含む広帯域を対象とした探索的なデータ解析をクラウドプラットフォーム上で実行できる情報基盤の可能性が示されたことにより、無線信号処理の研究やソフトウェア無線機の開発においても、革新的な研究成果、製品開発、サービス開発につながるプラットフォームの創造を目指すオープンイノベーションが期待される。
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