研究課題/領域番号 |
16K16062
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高性能計算
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研究機関 | 東京女子大学 (2017-2018) 国立研究開発法人理化学研究所 (2016) |
研究代表者 |
椋木 大地 東京女子大学, 理学研究科, 研究員 (90742289)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | Reduced-precision / Mixed-precision / GPU / 浮動小数点演算 / 混合精度演算 / 浮動小数点 / 計算機システム / 高性能計算 / 浮動小数点表現 / 省電力計算 |
研究成果の概要 |
本研究では数値計算において広く用いられている32/64ビットのIEEE浮動小数点フォーマットに対して,ビット長が短い短尺フォーマットを導入することにより,計算の高速化と省電力化が可能であるかを検討した.ソフトウェアによる軽量な実装方法を検討するとともに,主にGPUをターゲットとして,数値計算に用いられる基本的な線形計算カーネルで性能がデータアクセス律速となるものにおいて,計算速度と電力性能の両面での有効性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
浮動小数点表現を工夫することによる計算の高性能化は,さまざまな計算処理に応用できる汎用的なアプローチである.本研究の開始時と比べると,現在では本研究と類似のアプローチを試みた研究がいくつか見られるようになり,本研究の着想や議論には意義があったと考えられる.また,本研究期間内には達成できなかった混合精度計算手法への適用や,近年発展が著しいFPGAへの適用が今後期待される.
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