研究課題/領域番号 |
16K16078
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
井藤 寛志 愛知大学, 文学部, 准教授 (20464141)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 自動的模倣 / ミラーニューロンシステム / ミラニューロンシステム / 同調 / 認知心理学 / 模倣 / 近赤外分光法 |
研究成果の概要 |
本研究では、二者間で行うジャンケンを課題として用い、対戦相手の手の運動に同調する行動が起こるか否かを検討した。実験の結果は、イギリスで実施された先行研究の結果とは異なり、戦略的な勝利が求められる状況下では、無意識的な同調(模倣)は生じないことが明らかになった。また、ジャンケン課題では無意識的な同調が起こらないことが確かめられたため、ジャンケン課題とは別に、fNIRSを用いて、キーを順に人差し指で押していく課題中の脳活動を計測する生理実験を実施した。その結果、行動の抑制的コントロールに関与すると考えらえる前頭前野における脳活動の高まりが自動的模倣の抑制を求められた際に生じることが確認された。
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