研究課題/領域番号 |
16K16102
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 東京電機大学 |
研究代表者 |
大島 直樹 東京電機大学, システムデザイン工学部, 助教 (30732820)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | コミュニケーション / ロボット / シャイ(Shyness) / 内気 / 会話 / 促進 / 抑制 / シャイネス / 支援 / 多人数 / インタラクション / シャイ / 会話支援ロボット / コミュニケーション支援 / ユーザインタフェース / 認知科学 / エージェント / 知能ロボティックス |
研究成果の概要 |
会話に対して控えめな姿勢の内気(シャイ)な参加者について、その予期メカニズムを解明することを目標に、内気な話者が会話で感じる気後れや不安を軽減することの可能なロボットの行動デザインを設計し、そこでの人間とロボットの振る舞いを評価した。人間の会話に介入するコミュニケーションロボットを用いた多人数会話の収録実験を行い、分析の結果、内気な話者の心理的負荷を軽減/改善するロボットの振る舞いを特定し、内気な話者がどのような情報を手掛かりに、自分の発話行動を調整しているのかを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、内気さは、個人の性格的な問題と診断され、自らの努力で克服することが求められてきた。本研究では、コミュニケーション行動に抵抗を感じる原因は、人前でうまく行動できないことを事前に予想し、予期されるリスクを避けるために行動が過度に注意深くなるためという仮定を立て、その不安を軽減することの可能なコミュニケーションロボットを構築した。本研究で使用したコミュニケーションロボットは、会話の促進に寄与し、新たなヒューマンロボットインタラクションを提供するなどの期待がある。また、コミュニケーション障害児の社会的スキルの獲得ツールとしての展開も期待できる。
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