研究課題/領域番号 |
16K16105
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
|
研究機関 | 四日市看護医療大学 (2018-2019) 中部学院大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
高田 真澄 四日市看護医療大学, 看護学部, 講師 (50760998)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | デザイン評価分析 / 生体医工学 / バーチャルリアリティ / 衛生学 / 脳科学 / バーチャルリアリティー / 自律神経機能検査 / 生理学 / 立体映像 / 周辺視 / fNIRSE / 映像酔い / 人間工学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、1.高精細映像視聴時における立体映像視認時における周囲像が生体に与える影響を特に脳血流動態変化から検討すること、2.立体映像を追従視、周辺視することによる脳血流動態から「眼疲労」や「映像酔い」が生じる機序を明らかにすることである。 結果、高精細画像と比較して低精細画像では脳血流動態のOxy-Hb濃度が増加した。また、ターゲットを追視しない周辺視においてOxy-Hb濃度の上昇が顕著であった。これらの結果を腹側視覚路システムで考えると、低精細画像の視認、周辺視の視認は脳活動の亢進を生じ、「眼疲労」や「映像酔い」の原因になることが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
VR(Virtual Reality)技術が近年、教育、産業分野等への活用が期待されている。特に、VRの特性である臨場感が教育効果を促していることが期待されている。 一方で、「眼疲労」や「映像酔い」に関する課題にも取り組む必要があり、臨場感を損なわずして、快適に視聴できるコンテンツの開発だけでなく、快適・安全な視聴方法を提唱していくことが望まれる。 本研究では、ヘッドマウントディスプレイ(VR)を用いた高精細/低精細映像および立体映像をさまざまなコンテンツを用いて視聴させ、視聴時の脳血流動態から「眼疲労」、「映像酔い」を評価し、安全・快適な映像視聴に関する基礎データを得ることができた。
|