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超大規模脳型回路における発火周期保障型パルス結合位相振動子系の実現

研究課題

研究課題/領域番号 16K16130
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 ソフトコンピューティング
研究機関宇部工業高等専門学校

研究代表者

松坂 建治  宇部工業高等専門学校, 制御情報工学科, 准教授 (00755879)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード結合位相振動子系 / ニューラルネットワーク / 電子回路 / 集積回路 / 超大規模脳型回路 / 発火周期保障 / パルス結合位相振動子 / 大規模集積 / アナログ電子回路
研究成果の概要

本研究では,脳型知的情報処理の大規模集積回路化に向けた大規模結合位相振動子系において,振動子間の動作ばらつきに頑健な発火周期保障型パルス結合位相振動子系モデルおよびそれを実現する回路を開発した.大規模結合ネットワークを数値計算シミュレーションにより検証を行った結果,大規模集積回路化に伴って生じる振動子ユニット間の動作ばらつきを解消することができる見通しを得た.開発したモデル・回路によって,脳の神経細胞モデルに学んだ高速かつ高効率なスパイクベース演算を実行する脳型ハードウェアの実現が可能となり,現在のCMOSディジタル技術を上回る演算効率をもつプロセッサの開発が期待できる.

研究成果の学術的意義や社会的意義

振動子間の動作ばらつきに頑健な発火周期保障型パルス結合位相振動子系モデルおよびそれを実現する回路によって,大規模な振動子ネットワークを回路化するときに生じる問題を解決することができる.これにより,今後,脳の神経細胞モデルに学んだ高速かつ高効率なスパイクベース演算を実行する脳型ハードウェアの実現が可能となり,現在のコンピュータ技術・演算方式とは全く異なる構造をもち,演算効率をはるかに上回るプロセッサが開発できると期待される.

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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