研究課題/領域番号 |
16K16137
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
感性情報学
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研究機関 | 熊本県立大学 |
研究代表者 |
石橋 賢 熊本県立大学, 総合管理学部, 准教授 (70749118)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 類似検索 / ユーザインターフェース / フォント / 形状 / 印象 / リボン / テクスチャ / 進化計算 / 編集ツール / テクスチャ検索 / 印象調査 / ペインティングツール / 可視化 / 編集ベース / スケッチベース / 感性情報学 / 検索 / 推定モデル / 編集 |
研究成果の概要 |
これまでのインタラクティブな検索手法として、スケッチ入力によるものがある。しかしながら、絵を描く技能や具体的なイメージがないと、検索効率が下がってしまう問題があった。本研究では、その点を解決すべく、新たなに形状を変化させる編集ツールを使った類似検索を提案する。提案する手法は、求めるコンテンツが抽象的な場合でも簡単に検索できることが実証された。また、本研究において形状と心象の関係を探り、立体形状に抱く心象に関する新たな知見が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
既存のスケッチ入力の検索手法は、柔軟に情報を入力できる点でメリットがあるものの、描画技術の不足や所望するコンテンツのイメージが抽象な場合に、その検索性能を十分に発揮できない問題が内在する。本研究で提案した編集ベースの手法は、そのデメリットを解決しつつ、柔軟な検索を可能にしている。新たな検索手法を提案できた点では、UI研究における学術的意義があるといえる。また、形状と心象との関係性を明らかにする調査を行い、実用におけるフォント、リボン、水引に関する知見がそれぞれ得らえた。この知見は、日常生活でのプレゼント交換といったコミュニケーション手段を円滑化し、社会的にも意義のあるものだといえる。
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