研究課題/領域番号 |
16K16141
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
感性情報学
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研究機関 | 福岡工業大学 |
研究代表者 |
竹之内 宏 福岡工業大学, 情報工学部, 助教 (50726734)
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研究協力者 |
徳丸 正孝
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 対話型進化計算 / 視線情報 / ユーザ評価 / カタログインタフェース / ファッションコーディネート / 感性情報学 / 視線計測 / ソフトコンピューティング |
研究成果の概要 |
本研究では,単独及び複数ユーザの視線情報を用いて解候補を評価できる対話型進化計算システムの開発及びその有効性を検証している.3年間の研究成果より,(1)従来のユーザの手動による解候補評価よりも視線情報による解候補評価の方が,ユーザの評価負担が少ないこと,(2)複数ユーザを対象とした場合に,満足のいく解候補生成及びユーザの評価負担軽減に有効な対話型進化計算システムを構築できることが示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで,対話型進化計算の研究分野では,解候補評価の際にはユーザが手動で評価値を入力する手法が主流であった.このため,いかに簡便な評価方法を用いたとしても,ユーザに評価作業を強いることは妨げられなかった.本研究では,解候補評価にユーザの視線情報を用いることで,ユーザが自然に解候補群を閲覧するだけで評価値を獲得できる対話型進化計算システムを構築した.これらの成果は,今後,ユーザの潜在的嗜好を調査するマーケティング分野での応用や,不特定多数のユーザの感性情報を用いた対話型進化計算システムの実現を加速できる可能性があることが示唆されている.
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