研究課題/領域番号 |
16K16154
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
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研究機関 | 東京工科大学 (2017-2018) 筑波大学 (2016) |
研究代表者 |
伏見 卓恭 東京工科大学, コンピュータサイエンス学部, 助教 (80755702)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 可視化 / 評価文書 / 時系列文書 / 極座標平面 / 極座標 / バースト検出 / 類似ツイートグラフ / 動的ネットワーク / アノテーション |
研究成果の概要 |
本研究では,ソーシャルメディアに投稿されたドキュメントを対象に,1)商品レビュー文の2部グラフ,2)ニュース記事などの時系列文書,3)学術論文の引用関係ネットワーク,4)商品に関する類似ツイートグラフ,5)トレンドワードバーストの5つの可視化手法を提案した.ソーシャルメディアに投稿される評価文書の多くは,ユーザの多様な意見だけでなく,商品に対するニーズが含まれている.評価観点やユーザニーズを軸として可視化することで,サービス提供側の計画策定時や消費者の商品購入時の意思決定に有用な情報を提示することができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,大量の評価文書を効果的かつ適切に可視化することでその全体像を把握し,さらに各評価文書へのアクセシビリティを向上させるための方法論である.ここで,効果的かつ適切な可視化とは,評価観点の類似性や評価極性,レビュアーの専門性などを考慮したスコアにより座標を決定することを意味する.この成果により,レビューサイトユーザの意思決定支援だけでなく,商品開発側の企業にも有用な情報発見が容易となることが期待される.さらに,これらの技術を一般化させ,インターネット上にある大量の文書データの整理,アクセシビリティ向上への貢献も十分期待できる.
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