研究課題/領域番号 |
16K16178
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 大阪大学 (2018) 武庫川女子大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
白井 詩沙香 大阪大学, サイバーメディアセンター, 講師 (30757430)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | eラーニング / オンラインテスト / 音声入力 / 数式入力 / 数学オンラインテスト / 学習支援システム / ユーザインタフェース / 音声等入力 / ユーザインターフェース / 音声等認識 / ユーザビリティ / インタフェース |
研究成果の概要 |
本研究では,スマートデバイスにおける数学オンラインテストシステムの数式入力環境を改善するために,数式曖昧表記変換方式による数式音声入力インタフェースを提案した。提案手法は,曖昧性をもつ読み上げられた数式から予測される数式候補を提示し,学習者に所望の数式を選択してもらうことで,数式が入力できる。研究成果として,スマートデバイス向けに数式曖昧入力変換方式を用いたユーザインタフェースを開発し,パフォーマンス実験によりその有効性を確認した。さらに,音声認識エンジンと認識した文字列を数式曖昧文字列へ変換するフィルタによる音声入力機能を開発し,スマートデバイス向け数式音声入力インタフェースを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スマートデバイスにおける数式入力方法の改善のために,学習者の経験値を活かした自然な入力方法として音声入力に着目し,その実現可能性を示したことである。提案インタフェースはディスプレイサイズに影響されず数式入力が可能なため,従来は学習環境になり得なかった環境においても数学学習の機会を提供できるようになり,数学eラーニングの促進に繋がると考える。また,提案インタフェースを教育者・研究者へ提供することで,新たな学習モデルや教授法の開発研究にも寄与できると期待される。
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