研究課題/領域番号 |
16K16203
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境影響評価
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研究機関 | 大阪大谷大学 |
研究代表者 |
内井 喜美子 大阪大谷大学, 薬学部, 助教 (90469619)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 野生生物感染症 / 新興感染症 / 環境DNA / コイヘルペスウイルス / 野生生物新興感染症 |
研究成果の概要 |
2004年に同一株が琵琶湖へと人為導入されたコイヘルペスウイルス(CyHV3)をモデルとし、宿主コイの個体群遺伝構造の違いに応じた病原体の進化プロセスの評価を試みた。CyHV3への抵抗性は、日本在来系統のコイで低くユーラシア大陸産の外来系統で高いことが知られる。そこで宿主個体群遺伝構造の指標として、環境DNA分析により在来/外来遺伝子型頻度を定量的に解析したところ、琵琶湖の地域間で差異が検出された。CyHV3の4つの病原性遺伝子については、CyHV3導入後数年内は地域間での変異は検出されなかった。導入10年後以降については、1つの遺伝子のみ解析した結果、地域間での遺伝変異は見られなかった。
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