研究課題/領域番号 |
16K16252
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
家政・生活学一般
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研究機関 | 四天王寺大学 |
研究代表者 |
田辺 昌吾 四天王寺大学, 教育学部, 准教授 (00512831)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 父親 / 人間関係 / 子育て支援 / 保育施設 / パパ友・ママ友 / 保護者 / 家族 / 保育現場 / 地域コミュニティ / 地域性 / 家族関係 / 社会性の発達 |
研究成果の概要 |
本研究では父親の人間関係が就学前保育施設を介して広がることの実際とその効果について検証した。具体的には就学前保育施設を利用する父母への質問紙調査および父親支援に積極的な施設の管理職へのインタビュー調査を実施した。その結果、父親の人間関係は母親に比べて広がりが小さいこと、人間関係が広がっている父親は次世代育成意識が高く、園行事に積極的に参画していること、父親の人間関係の広がりは母親にも影響を及ぼしていることなどが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
父親の人間関係が広がることが父親自身や母親に肯定的な影響を及ぼすことが明らかとなったことから、就学前保育施設(園)における父親支援の1つの方法を提示することができ、社会的な意義があると言える。また園において、父親同士の関係を築く上での要点や、今後の父親支援策のめざす方向性についても言及できたことは、今後の子育て支援策を検討する上での材料を提供できたものであり、価値があると言える。
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