研究課題/領域番号 |
16K16253
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
家政・生活学一般
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研究機関 | 武庫川女子大学 |
研究代表者 |
吉井 美奈子 武庫川女子大学, 教育学部, 准教授 (60413481)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 消費者教育 / Ethical Consumer / 教員養成 / 家政学 / 東日本大震災 / エシカルコンシューマー / 福島 / 自主避難 / 原発事故 / 生活者 / 教育 / 家政・生活科学 / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究は、教員養成課程においてEthical Consumerを育成するためのプログラムを検討してきた。特に、東日本大震災による原発事故で影響を受けた食や住まいの選択を題材としている。教材の検討を含め教育プログラムを検討した。原発事故は今もなお進行する形で汚染物質の排出問題が山積しているが、離れた地域ではその諸問題が薄れがちであることも含め、被災地だけでなく遠く離れた外国での状況等も踏まえてEthical Consumerを育成していくためには、知識や認知的共感性だけでなく、日常モラルや情緒的共感性も育てていくことが大切であることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、教員を目指す若い学生たちが教員養成課程で震災や食・住まいの選択をどのように学ぶかに着目し、教材を含め教育プログラムを検討したことで、今後学校教育で必要とされる消費者教育を教える教員がEthical Consumer育成に有効な手立てを考えることができる。被災地だけでなく、外国も含めた自分から離れた地域ではその諸問題が薄れがちであることも含め、Ethical Consumerの育成には、知識や認知的共感性だけでなく、日常モラルや情緒的共感性を育てていくことの大切さを明らかにできた。
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