研究課題/領域番号 |
16K16254
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衣・住生活学
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) |
研究代表者 |
小川 まどか 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (90626532)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 高齢者 / 住環境 / 睡眠 / 生活習慣 / 寝室 / 地域在住高齢者 / 寝室の環境 / well-being / 血圧 / 認知機能 / 加齢 / 睡眠の質 / 住居の温熱環境 |
研究成果の概要 |
高齢期において、睡眠は身体的および精神的健康の維持に重要である。日常生活における生活習慣などの個人側の要因の働きが大きいと言えるが、一方で、睡眠をとる際の寝室や温度環境の調節といった環境側の要因が睡眠の量や質に影響を与えると考えられる。 そこで、高齢期の睡眠習慣や実態を把握し、関連する個人の要因を探ることと、睡眠の量や質に影響を与える環境側の要因を検討した。 その結果、睡眠の質の低下に影響する個人側要因には起床就寝の時刻の安定性、日中の活動性、加えて夜間頻尿が関連していた。環境側要因では、寝室で気流が発生するエアコンやファンヒーターの利用が睡眠の質の低下に関連していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題は、高齢期の睡眠習慣や実態を把握し、関連する個人の要因を探ることと、睡眠の量や質に影響を与える環境側の要因を検討することを目的とした。 身体的および精神的健康の維持において睡眠の質を低下させないようにするために、以下の3点を提案する。①起床就寝の時刻の安定性、②日中の活動性の維持、③寝室においては気流の生じない温度調節機器を使用する。
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