研究課題/領域番号 |
16K16256
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衣・住生活学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
朱 春紅 信州大学, 学術研究院繊維学系, 助教 (80773100)
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研究協力者 |
林 香澄
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 三次元テキスタイル / 中空構造織物 / 複合材料 / 圧縮特性 / クッション性 / スペーサファブリック / 耐衝撃性 / 3Dテキスタイル / 製織工学 / 力学特性 |
研究成果の概要 |
本研究は三次元中空構造を持つテキスタイルの設計方法及びそれをクッション材としての応用の可能性に着目し、研究を行った。一般のジャカード織機を用いて、断面構造が円形の多層三次元織物の設計、製織の可能性を検討した。その後、製織した織物を樹脂と複合材料にした後、製織パラメータがクッション性に及ぼす影響を検討した。結果として、断面構造が円形の場合、断面のサイズが小さいほど、材料のクッション性が向上することが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は着用可能なクッション保護材料に用いられる三次元テキスタイルの開発に関する研究である。現有の普通の織機を用いて、断面が円形で、厚みのある三次元テキスタイルを設計、製織した。さらに、これらのテキスタイルを用いて、ポリウレタン樹脂と複合して複合材料を作製した。クッション保護性を評価するため、圧縮試験を行ない、断面のサイズやテキスタイルの層数(厚み)がクッション性に及ぼす影響を明らかにした。
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