研究課題/領域番号 |
16K16307
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 大阪大学 (2017) 九州大学 (2016) |
研究代表者 |
岡本 紗知 大阪大学, 国際教育交流センター, 講師 (70769067)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 科学リテラシー / 学校教育 / 教科書 / 科学教育 / 中等教育 / 生物 |
研究成果の概要 |
現行の学校教育が科学リテラシーの習得を保証するかを明らかにするために本研究を実施した。具体的には、日本および カナダの高校で広く用いられる生物の教科書を研究対象とし、その教科書に含まれる設問が要求する認知的能力の段階を分析した。その結果、カナダの教科書では、ブルームの分類法により定義される第1~6段階までの幅広い認知的能力が設問の回答に要求されるよう作成されたことが明らかとなった。一方、日本の教科書では、主に第1および第2段階、すなわち知識および理解のみが設問の回答に必要であることから、高次認知能力といわれる第4段階~第6段階の習得の促進を意図して作成されていないことが明らかとなった。
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