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大学生がキャリア構築を行うための協調学習教材のデザイン

研究課題

研究課題/領域番号 16K16311
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 教育工学
研究機関明星大学 (2018)
東京大学 (2016-2017)

研究代表者

福山 佑樹  明星大学, 明星教育センター, 准教授 (90738353)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード高等教育 / キャリア教育 / ゲーム教材 / ゲーム学習 / キャリア構築理論 / 教育工学
研究成果の概要

本研究では大学生がキャリア観を他者と協調的に構築するためのゲーム教材「私の未来の仕事」を開発した。開発した教材は複数の大学現場で実践を行った。実践では参加者のキャリア観に揺らぎを与えた上で,変化の激しい時代に対応するためのキャリア観を育むことを目指した.
実践の結果,総じてゲームは楽しいものであり,ゲームを通じて参加者は他者のアイデアを知ることによって新しいキャリア観を構築していたことが分かった。また、学年や学部などの参加者の多様性が「新しい価値観の獲得」などの効果に影響がある可能性が示された.

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は大学生が「不安定な社会に対応するためのキャリア観」を他者と協働で構築するための教材を開発することを目指したものである。大学生は自身のキャリア観をある程度固定化させていることが多いが、多くの場合それは特に根拠のあるものではなく、不安定な社会を生きる上で適切なものではない。本研究ではこれを「揺らがす」ことで「新しい可能性」を獲得させることを目指し、ある程度達成した。本研究の知見は今後の大学生のキャリア研究を進める上で重要な示唆があり、また実践上の意義も高いものであったと考えられる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 2018 2017 2016

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] 参加者の多様性がキャリア観を協調的に発掘するゲーム教材に与える影響の検討2019

    • 著者名/発表者名
      福山佑樹
    • 学会等名
      日本教育工学会第34回全国大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 大学生がキャリア観を協調的に発掘するゲーム教材の実践2018

    • 著者名/発表者名
      福山佑樹
    • 学会等名
      第24回大学教育研究フォーラム
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 創発型キャリア構築ゲーム「私の未来の仕事」の開発2017

    • 著者名/発表者名
      福山佑樹
    • 学会等名
      日本教育工学会第33回全国大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 教育工学における「一人称研究」の意義に関する考察2016

    • 著者名/発表者名
      岸磨貴子,福山佑樹,杉原真晃,尾澤重知,佐伯胖
    • 学会等名
      日本教育工学会研究会16-2
    • 発表場所
      大阪大学(大阪府豊中市)
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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