研究成果の概要 |
様々な領域でワークショップを行っている実践者を対象にファシリテーションにおいて何を困難に感じているかについて明らかにするために質問紙調査とインタビュー調査の結果, ワークショップのファシリテーションの主な困難さは(1)動機付け・場の空気作り,(2)適切な説明・教示,(3)コミュニケーションの支援,(4)参加者の状態把握,(5)不測の事態への対応,(6)プログラムの調整, に類型化することができた. また, ワークショップの実践領域の違いによって困難さの傾向は異なること, また熟達するにつれて困難さは軽減されていくが, 初心者には見えていなかった新たな困難さが認識されることが明らかになった.
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