• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

データベースと情報システムの仕組みを体験的に理解できる学習支援システムの実現

研究課題

研究課題/領域番号 16K16319
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 教育工学
研究機関岡山大学

研究代表者

長瀧 寛之  岡山大学, 全学教育・学生支援機構, 准教授 (20351877)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2018年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード情報教育 / データベース教育 / 情報システム教育 / データベース / 情報科教育 / 科学教育
研究実績の概要

報告者が従来より開発してきたデータベース学習支援システムについて,複数の高校や大学の担当者と意見交換を行いながら改良を行うとともに,本システムを活用した授業実践事例を収集し,特にデータベース設計の学習環境として現状不足する機能など問題点を整理した.合わせて,データベース設計や情報システムの仕組みの学習を目的とした授業実践や研究事例について,複数の研究会参加や文献収集などを通して情報収集を行った.
それらをもとに,情報システムの仕組みを体験的に学ぶことを指向したWebサービス設計アプリケーションの実現に取り組んだ.平成28年度は,PHP言語でのWebアプリケーション開発をWebブラウザのみで行えるシステムを利用し,これらをデータベース学習支援システムと連携する仕様として整備したうえで,本システムをベースにデータベース学習から情報システムを開発までを実践する授業の設計を行った.高校や大学にて本ツールを利用した授業実践を行った結果,汎用プログラミング言語による情報システム設計の実習は,「初学者が容易に体験可能」という点で困難を伴う可能性を確認した.本実践結果については国内研究会で発表を行い意見交換を行うともに,共著での論文化を行った.
平成29年度は,前年度の結果をもとに,特定のプログラミング言語に依存せず初学者が容易に操作方法を習得可能なWebインタフェース構築ツールを開発した.本ツールを含めたデータベース学習の授業実践を行い,その結果について分析を行い,一定の有効性と現時点での課題を整理した.その後本ツールの開発に関する発表を行うとともに,平成30年度は実践内容をまとめた共著論文の作成を進めた.また,年度途中での科研費廃止のため本報告執筆時点ではその途上であるが,年度末までの公開を目指して,Webインタフェース構築ツールの公開へ向けての問題点の修正と改良を行っている.

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2018 2017 その他

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] データベース作成実習での利用を想定したWebインタフェース作成ツールの提案2018

    • 著者名/発表者名
      長瀧寛之, 白井 詩沙香, 兼宗進
    • 雑誌名

      情報処理学会研究報告

      巻: 2017-CE-144-19 ページ: 1-6

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 情報システムにおけるデータベースの仕組みを学ぶ共通教科「情報」授業の提案と実践2018

    • 著者名/発表者名
      白井詩沙香, 長瀧 寛之, 竹中一平, 武本康宏, 田邊則彦, 兼宗進
    • 雑誌名

      情報処理学会研究報告

      巻: 2017-CE-144-20 ページ: 1-9

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] データベースと情報システムを学習する授業の提案と実践2017

    • 著者名/発表者名
      兼宗進, 白井詩沙香, 竹中一平, 長瀧寛之, 小林史弥, 島袋舞子, 田邊則彦
    • 雑誌名

      情報処理学会論文誌「教育とコンピュータ」

      巻: 3-3 ページ: 18-28

    • NAID

      170000149006

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] データベース学習支援システムの利用状況と実践事例の分析2017

    • 著者名/発表者名
      長瀧寛之, 小林史弥, 兼宗進
    • 雑誌名

      情報処理学会研究報告

      巻: 2017-CE-139-22 ページ: 1-8

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 謝辞記載あり
  • [備考] sAccess - データベース学習支援システム

    • URL

      http://saccess.eplang.jp/

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書 2017 実施状況報告書
  • [備考] sAccess - データベース実習支援ツール

    • URL

      http://saccess.eplang.jp/

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2016-04-21   更新日: 2019-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi