研究課題/領域番号 |
16K16320
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 鳴門教育大学 |
研究代表者 |
泰山 裕 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (90748899)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 思考力育成 / 思考スキル / 学力調査 / 学力モデル / 授業設計 / 情報活用能力 / 考えるための技法 / 資質・能力 / 汎用的能力 / カリキュラムマネジメント / 評価 / 教育工学 / 情報教育 |
研究成果の概要 |
本研究では,思考スキル運用能力と学力調査結果の関連を明らかにすることにより,思考力育成に向けた授業デザインの示唆を得ることを目的とした。研究の結果,思考スキル運用能力と学力調査結果には関係があることが明らかになった。具体的には思考スキル実行能力に加えて,それを汎用的なものだと認識,様々な場面で活用したことがあることが学力調査結果により強い影響を与えていることが明らかになった。この研究結果を踏まえ,今後は思考スキル指導に加えて,その活用場面を明示的に示していくことが重要になると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
思考力の育成は重要な教育課題の一つである。そのための方法として,思考ツールなどを用いた思考スキル指導による取り組みがある。しかし,それらの実践はともすれば思考ツールの活用が目的化してしまうことがあり,思考スキルの習得活用には結びつかない場合がある。 本研究では,学力調査に影響する要素として,思考スキルの運用能力に着目し,教科横断的な活用経験が重要であることを示した。このことは,今後の思考力育成を目指すための取り組みに重要な示唆を与えるものである。
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