研究課題/領域番号 |
16K16325
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 実践女子大学 (2018-2019) 東京理科大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
高橋 徹 実践女子大学, 生活科学部, 助教 (60610863)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 問題解決学習 / 問題発見 / なぜなぜ分析 / e-Learning / 問題解決 |
研究成果の概要 |
問題解決のプロセスを学ぶための「問題解決ゲーム」「なぜなぜ分析ガイドエージェント」を開発した. これは特に問題発見のプロセスに焦点を当てたものである.問題解決ゲームは,問題発見の重要さを学ぶためのゲームである.結果として,問題発見のなかでも問題分析の重要さを理解させることができた.なぜなぜ分析ガイドエージェントは問題発見の方法の一つであるなぜなぜ分析の方法学ぶためのソフトウェアである.結果として,学習者のなぜなぜ分析の理解を深めることができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は問題解決の中でも特に重要な問題発見の重要さとその方法の一つであるなぜなぜ分析を初学者が比較的低コストの自学習で学ぶ方法を確立した.これは単純にPBLのような方法よりも低コストという事だけではなく,PBLを実施する前の事前学習として使うことが期待される.問題解決学習は実践的で総合的にPBLの方が効果的であると考えられるが,全く問題解決への理解のないまま取り組んでしまうと,その効果は限定的になってしまうことが危惧される.そこで,本研究の提案したものを利用することで問題発見の重要さと方法を理解しておけば,より充実したPBLを実施できるようになるものと考えられる.
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