研究課題/領域番号 |
16K16345
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構京都国立博物館 |
研究代表者 |
水谷 亜希 独立行政法人国立文化財機構京都国立博物館, 学芸部教育室, 主任研究員 (20565296)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 文化財 / ハンズ・オン / 対話 / 鑑賞 / ボランティア / 美術 / 教育普及 / 博物館教育 / 感染症対策 |
研究成果の概要 |
本課題では、京都国立博物館で京博ナビゲーター(ボランティア)が実施する「ミュージアム・カート」を対象として、対話とハンズ・オン教材を組み合わせた博物館教育の実践と研究を行った。研究を通して、来館者の主体的な興味・関心を引き出すための具体的な実践方法を記録し、記録集として公開した。また、アンケート結果や記録を分析し、この活動がもたらす効果を明らかにし、論文として公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、これまで古美術や文化財とあまり関連付けてこられなかった「ハンズ・オン」や「対話」を、教育プログラムに積極的に導入し、その活動を分析することで、他の教育プログラムにも援用可能な原則や手法を明らかにした。 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、利用者数を主とした評価の見直しが迫られる時勢において、本研究で明らかになった「博物館が利用者に与える影響」の事例は、今後の博物館教育の展開だけでなく、博物館そのものの在り方を考察するための一助になるものと考えている。
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