研究課題/領域番号 |
16K16368
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 呉工業高等専門学校 |
研究代表者 |
平野 旭 呉工業高等専門学校, 電気情報工学分野, 准教授 (60594778)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | バイオアッセイ / メダカ / 生体信号 / 生体情報 / 安全工学・安全科学 |
研究成果の概要 |
メダカの呼吸パターンを連続的かつ長時間計測した知見が無いため,まず,メダカの呼吸信号を連続的かつ長時間計測する簡易システムを開発した.構築したシステムによる計測実験では,同じ水質であっても,個体ごとに呼吸パターンが異なることを確認した.また,呼吸の頻度および振幅の大きさは,特に水質変化が無い場合でも,頻繁に変化することを確認した.従って,呼吸に伴う生体信号を利用して急激な水質変化や毒物混入を検出する場合,直近の呼吸パターンでモデルを作成し,外れ値検出法を用いた検出が有効であると考え,one class SVMを用いた水質変化を検出する方法を提案するとともに,その有効性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
メダカの生体信号を用いて水質変化を検出するためのアルゴリズムを提示している.また,浄水場をはじめとした水質管理現場において,長時間連続的に水質を監視するためのバイオアッセイシステムについて,具体的なハードウェア例を提示している.
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