研究課題/領域番号 |
16K16369
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
石原 凌河 龍谷大学, 政策学部, 准教授 (00733396)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 災害遺構 / 保存 / 活用 / 意味 / モノ / 価値 / 防災教育 / 地域資源 / 維持管理 / 便益 / 防災 / 減災 / 都市計画・建築計画 / 自然災害 |
研究成果の概要 |
本研究では、災害遺構が実践的な防災・減災活動を生み出す「場」としての役割を果たすために必要な要件を明らかにすることを目的に、以下の三つの課題に取り組んだ。 第一に、国内外の災害遺構の保存・活用事例から、「モノ」としての災害遺構と、災害遺構がもたらす「意味」との対応関係から災害遺構の保存のあり方について考察した。第二に、災害遺構の価値要素を分類した。第三に、地域住民が認識する価値構成を把握した。 これら一連の調査結果を踏まえて、地域コミュニティが主体となった災害遺構の保存・活用のあり方について提言した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、地域コミュニティが主体となって災害遺構を保存・活用するための具体策と、どのような観点から保存・活用すべきかを考えるための判断材料を提供できたため、今後、災害遺構の保存・活用について検討するための指針になり得ると考えられる。また、国内外の多様な災害遺構の保存・活用事例について分析できたため、保存・活用に関する制度的枠組みを立案する上での基礎的な情報が提供できたと考えられる。
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