研究課題/領域番号 |
16K16377
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 八戸工業大学 (2017-2018) 東北大学 (2016) |
研究代表者 |
高瀬 慎介 八戸工業大学, 大学院工学研究科, 准教授 (00748808)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 雪崩解析 / ビンガムモデル / 構造流体連成解析 / 非ニュートン流体解析 / 安定化有限要素法 / 非ニュートン流体 / VMS |
研究成果の概要 |
雪崩による風圧および衝撃荷重を考慮した構造物の損傷破壊被害予測システムを開発することを目的とし,空気と雪崩の相互作用を考慮するための3次元自由表面流れ解析手法の開発,および,構造物に作用する流体力による構造物の損傷破壊を考慮した相互連成解析手法の開発を開発した.これにより,完全な3次元条件で雪崩・空気・構造物が混在する場を精度よく雪崩現象を再現可能な手法を提案し,その有効性と従来手法に対する優位性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年多発している雪崩災害に対して,これまでの到達範囲を経験的手法による予測ではなく,数値解析を用いた本開発手法を用いることにより,雪崩の再現計算がより詳細に解析が可能となるため,雪崩の流下経路,到達範囲の予測,また,雪崩防護壁の設置効果などを定量的に評価が可能となる.そのため,雪崩被害を防ぐ設備の効果を事前に知ることができるため,これからの雪崩災害に対する防災・減災のための有効なツールの1つとなりうる手法である.
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