研究課題/領域番号 |
16K16388
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
石井 大造 広島大学, 病院(医), 医科診療医 (30773775)
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研究協力者 |
中山 泰秀 国立循環器病研究センター, 研究所医工学材料研究室, 室長 (50250262)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | biotube / vascular graft / small calibre / biomaterial / 人工血管 / バイオチューブ / 生体内組織形成術 / 再生医学 |
研究成果の概要 |
生体内組織形成術を利用した、世界最小径(内径:0.6mm)の人工血管"microbiotube"作成して、ラットの大腿動脈へ移植し、その生着性及び開存性を評価した。 移植後1ヶ月後の時点では、12例(75%)の開存が得られていた。その12例は全例で12ヶ月後までの開存が得られていた。移植後12ヶ月での病理組織学的所見では、母血管同様の層構造が完全に再構築されており、microbiotubeの移植後長期間における、高い生着性、安定性及び耐用性が確認された。近い将来microbiotubeは、微小血管手術領域において、有用なgraftになり得るものと確信している。
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