研究課題
若手研究(B)
本研究では、L体とD体のアミノ酸からなるペプチドナノファイバーゲルに骨髄系の間葉系幹細胞を封入し、ゲル内での細胞の分化状態について調べた。その結果、幹細胞はL体のペプチドナノファイバーゲル内でよく増殖し、また細胞が伸展し、脂肪・神経・骨髄細胞への分化が起きやすいことを明らかにした。一方、D体のペプチドナノファイバーゲル内では、未分化状態が維持されやすいことを見出した。
本研究より、間葉系幹細胞の機能が足場材料の光学活性にも影響されることが明らかとなった。今後、再生医療向けの足場材料の開発が重要になってくることから、本研究成果は、今後の足場材料の設計において、非常に有用な知見となる。
すべて 2019 2018 2017 2016 その他
すべて 雑誌論文 (14件) (うち国際共著 1件、 査読あり 14件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (32件) (うち国際学会 13件) 図書 (1件) 備考 (2件)
Analytical Sciences
巻: 35 号: 1 ページ: 113-116
10.2116/analsci.18SDN05
130007554959
巻: 印刷中
130007644236
Molecular Therapy - Nucleic Acids
巻: 16 ページ: 348-359
10.1016/j.omtn.2019.03.002
Sensors
巻: 18 号: 9 ページ: 3007-3007
10.3390/s18093007
ACS Applied Bio Materials.
巻: 1 号: 3 ページ: 538-543
10.1021/acsabm.8b00123
The Analyst
巻: 143 号: 17 ページ: 4022-4026
10.1039/c8an01131a
Anal Chem
巻: 90(11) 号: 11 ページ: 6348-6352
10.1021/acs.analchem.8b00795
Biomater Sci.
巻: 6 号: 1 ページ: 91-95
10.1039/c7bm00930e
Cardiovasc Drugs Ther.
巻: 31 号: 5-6 ページ: 501-510
10.1007/s10557-017-6758-6
Biological & Pharmaceutical Bulletin
巻: 40 号: 6 ページ: 941-944
10.1248/bpb.b17-00155
130005688066
Applied Materials and Interfaces
巻: 9 号: 11 ページ: 9339-9347
10.1021/acsami.6b15688
Biological & Pharmaceutical Bulletin
巻: 32 号: 11 ページ: 1213-1216
10.2116/analsci.32.1213
130005277931
Biomaterials
巻: 99 ページ: 109-123
10.1016/j.biomaterials.2016.05.001
http://yoshimotolab.c.u-tokyo.ac.jp/
http://yoshimotolab.c.u-tokyo.ac.jp/publication.html