研究課題/領域番号 |
16K16401
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
薮塚 武史 京都大学, エネルギー科学研究科, 助教 (20574015)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | PEEK / 繊維強化PEEK / アパタイト核 / アパタイト形成能 / 硫酸処理 / グロー放電処理 / 表面構造 / 生体活性 / ポリエーテルエーテルケトン(PEEK) / 細孔形成 / 擬似体液 / インターロッキング効果 / 生体材料 / セラミックス / 無機工業化学 / 複合材料・物性 / 生物・生体工学 |
研究成果の概要 |
硫酸処理により、PEEKおよび繊維強化PEEKの表面に網目状の細孔が形成された。ついでグロー放電処理およびアパタイト核処理により、生体活性PEEKおよび生体活性繊維強化PEEKを得た。また、未処理および硫酸処理後の基板は疎水性を示すのに対し、グロー放電処理後およびアパタイト核処理後の基板は親水性を示すことがわかった。さらに、硫酸処理後においてスルホ基の形成が、グロー放電処理後においてスルホ基の増加とカルボキシル基の形成が確認された。一連の処理を施した基板をSBFに浸漬したところ、材料表面全体が1日以内にアパタイト層で覆われ、高いアパタイト形成能を示すことがわかった。
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